慢性便秘症 14 運動効果
弛緩性便秘を始めとする便秘症の治療に対して、運動を促すことはとても重要だと思う。
逆に言えばあまり、動かない人、動けない人は便秘になるリスクも高くなると言って過言ではない。
昔、レントゲンを使った胃透視や注腸造影、追腸検査をしていて体位や身体を動かすことがいかに食べたものの動きに関与しているのかを強く感じた。
体調を崩してベッドに長期間横になっている患者さんは概して胃腸の動きも鈍いように思われる。
だからこそ腸管全体の動きをよくするにはしっかり動くこと。
特にご飯を食べて少し休んだら(食後1〜2時間が目安か)しっかり歩くこと。
これが腸の健康にも役立つと考えている