新宿NSビルスカイクリニック

医学に基づいて食を中心として日々の生活から健康を考えるブログ

慢性便秘症 12 刺激性便秘薬

弛緩性便秘の治療薬の一つに刺激性便秘薬があります。これらの中にはセンナリドやプルゼニドラキソベロンが含まれています。

これらの薬の薬理作用は、それらに含まれる成分が腸内細菌によって修飾を受け、それが大腸の神経(アウエルバッハ神経叢)を刺激して、大腸の蠕動を促すと言われています。

しかし刺激性便秘薬は、根本的治療薬ではなく、使い続けると効かなくなってくることかあり、習慣化も心配されるため、その使用方法については注意が必要です。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/108/1/108_40/_pdf