新宿NSビルスカイクリニック

医学に基づいて食を中心として日々の生活から健康を考えるブログ

逆流性食道炎② 自分自身の経験 その1

今から10年ほど前(40歳ころ)私自身、毎日この病気の症状に苛まれていました。

常に喉、胸、上腹部に違和感があり、ご飯を食べた後などは胸が焼けるように熱く(痛く?)なってじっとしていられないことが頻回にありました。

特に仕事で睡眠不足になったり、ストレスを強く感じる時には症状が出やすく、刺激物を取ったり、お腹いっぱい食べた後は、胸焼けMaxでした。

胃カメラをした結果、軽い食道裂孔ヘルニア(下部食道、胃入口部緊張低下)があり、食道粘膜に炎症があり、逆流性食道炎という診断を受けました。

治療として、薬として制酸剤(PPI)と粘膜防御剤を処方され内服していましたが、症状はすっきりせず、胸焼けがすると、いつも野菜ジュースや炭酸飲料を飲んでいました (炭酸を飲むとしばし、スッとして楽になりました)

しかし薬が切れるとまたすぐに症状が出て、辛い時も多く、このような状態がしばらく続き、良くなることはないのかな?と半ば諦めかけていました。

しかしあることがきっかけとなり、生活が変わり、それからこの症状がほとんど感じられなくなり、劇的に良くなり、薬も必要なくなりました。

これからその経過についてご紹介していきたいと思います。

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