胃カメラ検査のご案内
当院では胃カメラ検査を実施しています
《胃カメラ検査とは》
胃カメラ検査はファイバースコープを口もしくは鼻腔より挿入し、咽頭、食道から胃、十二指腸まで、その内腔を詳しく観察する検査です。
＊病気があった場合、組織を採取して詳しく調べます。
《胃カメラ検査の利点》
高性能の内視鏡機器により、食道・胃・十二指腸の病気を早期に発見することができます。
精度が高く、一度で確実に診断できる検査です。
《このような症状のある方に》
・胃が痛い ・食欲がない ・吐き気が続く
・便が黒い ・胸焼けがする
・ピロリ菌感染の可能性
《具体的にわかる病気》
・逆流性食道炎 ・食道裂孔ヘルニア ・食道癌
・胃ポリープ ・胃癌 ・十二指腸潰瘍
・十二指腸腫瘍など
《検査内容》
○ 前処置 & 前投薬
検査前日の午後9時以降のお食事は控えていただきます。飲水、お薬の内服は可能です (検査前に内服しているお薬の確認を致します)
検査前に胃の中の泡を消す薬剤を内服していただき、鼻腔や咽頭の局所麻酔をします。また検査前に胃の動きを止めるお薬(ブスコパンやグルカゴン)を注射することがあります。
○ 患者さんの嘔吐反射や不安が強い場合、状況に応じて麻酔下に検査を行います。
○ 挿入方法
胃カメラは高感度内視鏡ファイバースコープを口もしくは鼻から挿入します。内視鏡検査は辛い検査と言うイメージがありますが、細径のファイバースコープを鼻腔から挿入することにより、咽頭から食道挿入時のストレスを軽減することができます。
胃カメラは上部消化管を調べる有用な検査です。私達はより苦痛のない正確で安全な内視鏡検査を心がけています。
＊当院の内視鏡システムはオリンパス社のLUCERA ELITE 、上部消化管内視鏡ファイバースコープは拡大観察ができるGIF290Zと、経鼻用の1200Nを使用しています。1200Nは前機種の290Nと比べ広い視野範囲で、画像解析能力に優れています。
