新宿NSビルスカイクリニック

医学に基づいて食を中心として日々の生活から健康を考えるブログ

花粉症診療 診察

前回、花粉症診療における問診についてお話しましたが、今回はその後の診察に関して説明します。

先ずは患者さんの目や鼻の状態を視ます。次に鼻の中の状態をチェックするのですが、鼻腔は細い通り道なので直接診ることはできません。

耳鼻咽喉科で使われる鼻腔鏡もありますが、更に奥、咽頭をしっかり観察するためには高性能の内視鏡ファイバースコープが有用です。

炎症をはじめ粘膜の病変をチェックします。

ファイバースコープで鼻の通り具合(鼻腔や軟骨の形状)をチェックします。また鼻腔や咽頭の粘膜の状態(浮腫や炎症の有無など)も見ます

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