診療案内 ① 胃カメラ検査
胃カメラはファイバースコープを口もしくは鼻腔より挿入し、咽頭、食道から胃、十二指腸まで、その内腔をダイレクトに観察する検査です。
高性能の内視鏡機器により粘膜の炎症や潰瘍性病変そして腫瘍 (ボリープや癌など)の有無などを調べます。
胃においてはピロリ菌感染の有無と、ピロリ菌による胃粘膜のダメージ (慢性胃炎の程度)を観察します。
胃カメラは内視鏡が喉から入るため、辛い検査と思われがちですが、細径のファイバースコープを鼻腔から挿入することにより、そのストレスを軽減することができます。
また内視鏡検査が苦痛な方、不安が強い方には検査前に麻酔をして、眠っている間に検査を終了致します。
患者さんにとってより有用で、苦痛のない内視鏡検査を心がけ実施致します。
*当院の内視鏡システムはオリンパス社のLUCERA ELITE 、上部消化管内視鏡ファイバースコープとして拡大観察ができるGIF290Zと、経鼻用の1200Nを使用しています。1200Nは広い視野範囲で、画像解析能力に優れています。