大腸3 大腸の神経支配
腸管は、その微妙な動きや働きに関して自立神経から支配を受けています (調整を受けています)
自立神経は、交感神経と副交感神経の二種類があります。
ザックリ言うと交感神経は消化管の動きや働きを止める作用があり、副交感神経は消化管の機能を亢進する作用があります。
交感神経は脊椎の脇の交感神経幹から、副交感神経は頭部から出る迷走神経と直腸は仙髄からダイレクトに出る神経の調整を受けています(頭仙系と言われます)
消化管はタフでダイナミックな動きや働きをしていますが、食べ物を摂取してから、消化や分解そして栄養の吸収がなされた後に排泄に至るまで、自立神経の絶妙な調整を受けています。
そのためストレスをはじめ自立神経の調整が上手くいかなくなると消化管の働きにいろんなトラブルが生じてしまいます。