Dr Kazの医師経歴 その1 研修医時代
私は国家公務員共済組合連合会の虎の門病院で初期研修医として医師のキャリアをスタートしました(外科レジデントとして外科系の診療科を廻り、研修を修了しました)
病棟医の仕事は、入院患者さんのトータルケアです。各診療科によって検査や治療など診療の内容が異なりますが、入院中の患者さんの診療プランを立てたり、また手術を受けられる患者さんの場合、周術期の管理を行います。更にこの研修期間中においては麻酔科の研修もありました。
レジデントの主な仕事は、各科における主な病気の診療に関して患者さんの全身状態の評価や全身管理をすることです。
周術期の栄養管理や輸液管理(必要に応じて輸血管理)、循環管理や呼吸管理、そして感染対策やその他諸々、患者さんが、持っている病気のフォローなど。また患者さんの容態が急変した時には即座にそれに応じて対応しなければなりません。今で言うホスピタリストのひよこ🐤に当たるものと言えましょう。
通常、臨床のドクターは何科であっても、必ずこの研修過程が必須になります。
何か一つの臓器だけしか診れませんということはありません。
なぜなら患者さんの身体は全身の臓器が調和を持って機能しているのですから
(まとめ)
・全身機能評価
・ADL評価
・食事管理
・輸液管理
・服薬管理
・周術期管理
○呼吸管理○循環管理など含む
・感染症対策
・リハビリオーダー