鼻炎の治し方 6 くしゃみ
くしゃみも花粉症や鼻炎の代表的な症状ですが、そのメカニズムはやや複雑です。
くしゃみも生体防御(吸い込んだ異物を吐き出したり、体温を上げる作用があります)の大事な生理反応ですが、コントロールできなくなると本当に辛く苦しい症状です。私も長い間、このくしゃみに苛まされてきました。
一度くしゃみが出ると止まらず、一日中ずっとくしゃみの出っぱなしで、我ながらよくも、これだけくしゃみ🤧が出続けるものだと感心したほどです。
そこで身をもって感じたことはくしゃみには、それが出る時に何かスイッチがありそうだなと言うことでした。
私達は何か異物や刺激物が鼻腔に入るとそれを出そうとして、自動的に息を大きく吸い込み、入った空気を一気に吐き出そうとします(これがくしゃみです)
くしゃみをすることで、気管に入ったものを一気に吐き出す作用もありますが、その運動で体温を上昇させるような作用もあります。
だから風邪の引き始めなどはくしゃみが頻繁に出るのではないかと考えています。
しかしこのスイッチがイカれてしまうと🦑のべつまもなく、いくらでもくしゃみが出てしまいます。
そしてまたこのくしゃみを発するスイッチ(センサー)が上咽頭にあるのではないかと疑っています。ここに何かしらの物理的、化学的刺激が加わるとくしゃみが生じるのではないかと考えています。
上咽頭は免疫の大事な場所であり、近くには咽頭神経などの重要な神経が走っています。
そして何かしらここのセンサーにトラブルが起きスイッチが入るとくしゃみがコントロールできなくなり頻回に出るのではないかと考えています。
この治療についてもまた後ほど