Dr Kazの医師経歴 番外編 栄養サポート診療について
私の栄養サポート診療は外科医をしていた時に、およそ20年間、ベッドサイドの実診療から学んだものです。
手術後や消化器のトラブルで口からご飯が食べられない患者さんや末期腎不全を初めとしてその他の臓器不全の患者さんや末期の癌の患者さん、高齢で経口摂取をすることが難しい患者さんの診療まで多岐に渡り、いろんな患者さんの栄養サポート療法を行いました。
口から食べられないようなケースの場合には経管栄養を行い、また消化管が使えないようなケースの場合には中心静脈栄養を始め点滴療法を実施しました。
その患者さんの循環状態、呼吸状態、肝臓や腎臓などの主たる臓器機能状態、またその時の患者さんの代謝状況に合わせて水分やミネラルの補給量、投与カロリー、必要な栄養素のバランスを検討して栄養プログラムを作成し、実施をして来ました。
また学問的なことを学ぶために栄養に関する学会のセミナーにも参加し NSTの指導者講習会にも参加しました。
私の栄養指導は単に机上の勉強からきたものではなく、あくまで臨床の実践を通して患者さんから学び培ってきたバッググラウンドがあるのです。
キーワード)
○ 栄養サポート療法(NST)
○ 日本栄養学会
○ 臓器機能
○ 代謝機能