慢性疼痛診療② 問診から診察、そして検査
慢性疼痛は日常でよく見受けられる症状の一つです。その場合、先ず患者さんがどんな痛みで苦しんでいるのか?その症状を出来るだけ具体的にお聞きします。何処が?どんな時に?どんなふうに痛いのか?また何か対処しているのか?などなど、
それから実際に患者さんの身体に触れて、痛みの原因を探ります。
四肢や体幹の場合、その痛みが神経(中枢神経を含む)から来ているのか?もしくは筋肉や筋膜や筋、もしくは骨や関節なのか?もしくは血流の問題なのか?
それらに応じてざっくりと検査プランを立てます。単純レントゲンやMRI検査など、
その結果に応じて、整形外科や神経内科の専門の先生にコンサルトすべきなのか?否かの判断をします。
もし外科的処置で良くなるものがあればそれに越したことはありません。