ブラックジャック 名言1
私が好きだった漫画の中に、故 手塚治虫氏が書いた医療マンガの大作 ブラックジャックと言う作品があります。
これは医者を主人公とした漫画ですが、これを読んで医者を志した人もいるのではないかと思います。
その後、こんなストーリーはおかしいとか?医学や実医療にそぐわないとか言うような人もいましたが、私は理屈抜きにとても素晴らしい作品だと思います 。(大体、医学の知識を学びたければ、HarrisonやSabistonなど医学の教科書を読んだ方がいいでしょう)
ブラックジャックは手塚氏が全身全霊を込めて書き上げた作品だと聞いています。
そのテーマは全編を通して、医術云々のことではなく、人の生き方や在り方を問うヒューマンドラマです。
人生には正しいことや綺麗なことだけでなく、うまくいかないこと、嫌なこと、汚いこと、辛いことや矛盾することが山のほどあります。
その中で私達が何を大事にして、どう日々を生きていくのか?ブラックジャックがそれをストレートに真正直に問いているようにさえ思えます。
だからこそ、そのメッセージは読者のハートに響くのではないでしょうか?
これを大人向けの漫画ではなく、少年漫画に書いていたこともセンセーショナルでした。
子供にはまだ世の中の仕組みや都合のことは分かりません。しかし本物を知る感性はあります。それ故にあれほど子供たちに指示されたとも考えられます。
これから私が記憶するブラックジャックの名言をご紹介したいと思います。