Dr Kの医療コラム その2 医療の本質
医療は誰のためにあるのでしょう?
それは言うまでもなく、人の為にあるものです。
でも社会の仕組みが複雑化し、いろんな事情が出てくるとその本質を見失いがちになる時があります
ややもすると、医療が患者さんの幸福のためでなく医療者や病院側、組織や企業、もしかしたら国家の都合などが優先されることも危惧されます。私は25年医者をしてきて、いろんな現場でいろんな経験をしてきました。
世の中綺麗事だけではどうにもならないこともたくさんあります。
しかし、それでも医療は人の幸せのために存在しているという本質を忘れてはいけません
この本質を忘れた時に、私たち医療者が進むべき方向を見失ってしまうことになってしまいます