かかりつけ医の選び方 その4
physical data base (データベース)
かかりつけの病院は自分の貴重な身体的データベースを保管する基地です。
人間はしなやかでタフな生き物でありますが、いつ何時、身体を壊してしまうかわかりません。また大体の病気は突然に起きるものではなく、成人病を始め何かしらの原因があり、また大きなトラブルが起きる前には何かしらの予兆があります(中には何の予兆もなく突然死と言うケースもありますが、それは非常にレアなケースと言えるでしょう)
だからこそ、私達が身体を信頼できる医師にしっかり診てもらい、そのデータをキープしてもらい、いざ必要な時にすぐ引き出せるようにしておくことは、非常に有用なことだと思います。そこにおいて大事なポイントは、様々な検査データをかかりつけの先生がしっかり活きたものとしてアセスメントできるか?と言うことです。
血液検査や心電図やレントゲン検査や内視鏡検査など、ただしただけでは意味がありません。
データは単なるデータで無味感想なものです
そのデータをしっかり読み取って、受け持ちの患者さんの身体の状態や、そこに潜んでいるリスクをしっかり見極められる臨床力が必要なのです。
だからこそ皆さんもいいかかりつけの病院を見つけられるように、その病院において、様々なデータをアセスメントできる医師がいるのか?
また自分がその大事なデータを容易に引き出すことができるのか?そこもチェックすべきポイントだと思います