新宿NSビルスカイクリニック

医学に基づいて食を中心として日々の生活から健康を考えるブログ

現代医療に対する警鐘

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医療は「癒しのart(わざ)」であった伝統的な施術から、テクノロジーが持ち込まれ、「科学・機械医療」へと変容した。人々の「科学・機械医療」に対する純水な崇拝・信仰の状態が、1960年代まで続いた。
しかし、1960年代以降には、医療の効果を否定する資料が整い、医療が健康被害を与えていることが徐々に明らかになった。


1971年、アメリカ公衆衛生学会会長 ハーバード大学教授のカースは、衛生統計を分析し、次のように指摘した。
"現代医学の感染症予防措置や治療が、人々の平均寿命に寄与した" などと思うのは全く根拠が無い。医学的な措置・治療ではなく、むしろ環境や栄養の改善のほうが大きな役割を果たしたのである”

1973年、イスラエルで医師のストライキが決行された時には、診察する患者の数を1日あたり6万5000人だったところを7000人に減らした。そしてストは1ヶ月続いたところ死亡率が半減した
1976年、 コロンビアの首都ボゴタで、医師たちが52日間のストライキを行い、救急医療以外はいっさいの治療を行わなかったところ、ストライキの期間中、死亡率が35%低下した
1976年、アメリカ合衆国のロサンゼルスでも医者らがストライキを行った。この時は、死亡率が18%低下した。ストライキの期間中、手術の件数は60%減少していた。そして、医師のストライキが終わり、彼らが医療活動を再開すると、死亡率がストライキ以前と同じ水準に悪化した。

1977年、医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンの主幹のフランツ・インゲルフィンガー(英語版)は、現代医療が人々の疾病の治療に一体どのような役割を果たしているかを分析・検討し、次のような結果を得て発表した。
• 医療によって、疾患の予後に影響がなかった(=効果がなかった)ケース  80%
• 医療によって、疾患の予後が好転または治癒したケース 11%
• 医療によって、疾患の予後が悪化したケース 9%

一流医学誌のデータでこの事実が判明した。

 

この記事の中身を全て鵜呑みにするわけにはいきませんが、これはいつの時代にも通じる医療の在り方に対する警鐘だと思います。

それでは振り返ってみて現代の我が国の医療はどうでしょうか?

年々、医師を始めとする医療者を増やし、年間40兆円以上の医療費を費やし、医療は社会やそこにいる人々の健康や幸せにどれくらいの貢献をしているのでしょう?

そう考えると結局、健康や命は自分自身で創り守るしかないですよね。