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ごはん食べよう科 臨床講座 第5回 食欲(4)

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さて脳の次に挙げられる食欲に関与する重要な臓器は消化器です。

消化器には消化、吸収、排泄に関わる消化管と、栄養物質の代謝や内分泌ホルモンに関わる肝臓や膵臓などがあります (発生学的には内胚葉由来の原始腸管から発生したものであり、ひと連なりの臓器です)

消化管には多数の神経ネットワークが形成されていて、消化管の蠕動や様々な機能の自動調整をしています。また実質臓器においては膵臓のようにいろんな内外分泌をするホルモンを産生したり、肝臓では様々な栄養素の実質的な代謝が行なわれています (これに関しては、また後ほど詳しく説明していきます)

消化器は言うまでもなく食べ物を体内に取り込むための臓器なのですが、そこから出る様々なホルモンや、そこにある神経ネットワークが食欲中枢にも影響を与えています

ある意味、胃腸は私達の内なる状態をありのままに感知してくれて、脳に伝えているとも言えます。

健全な食欲をキープするためには消化管の状態も良くしておくことが大事ですね