高齢者見守り診療プロジェクト その1 生きたカルテ作り

このプロジェクトの目的は元気な高齢者の状態をキープし、何らかの病気を患った方の状態をサポートし、高齢者の方々が生き生きと人生を送れるようにすることがその目的です。主な対象は60歳以上の壮年から老年世代の方々です。

歳を重ねると身体にも、いろんな所に傷んだ箇所が現れ、それらが進行すると、様々な疾患を発症することになります。また、それらの疾患を放置しておくと取り返しのつかない機能障害を引き起こすことにも繋がり兼ねません

それが故に定期的な検診(メディカルチェック)をして、しっかりしたカルテ(データベース)の作成が重要になります

検診は単なる血液検査や心電図やレントゲンの結果の羅列だけではなく、医師がその患者さんの状態をしっかりまとめたサマリー(生きたカルテ)が必要です

成人病の有無や動脈硬化を始めとする血管病変の有無(脳血管疾患、心血管疾患の有無) 認知症や特殊な神経疾患、呼吸器疾患、心疾患、消化器疾患、腎泌尿器疾患、婦人科疾患などなど、人間が生きて行く上で大事な機能をしっかりと把握しておかなければなりません

また今までの既往や今までの検査結果、内服薬、今罹患している疾病についての診療歴などを簡単にまとめて携帯しているといざという時に役に立つでしょう。

こうした患者さん個別のカルテ(データベース)を作っておけば、いざ体調が悪いときにも、対応した病院や医師は、その原因や病態がいち早くわかり、より適切に対応することができます。

これから私が、その雛形を作り、身の廻りの大事な人たちの生きたカルテをつくり、定期的にチェックしていきたいと考えています

このブログはその準備室です

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