生きていく力
私はもっとも身近な患者さんから、人間が生きていく力についてまざまざと教えてもらいました
その患者さんは心臓と腎臓と肺が悪く生きていることさえも非常に苦しそうな状態でした
そんな状態にも関わらず、その患者さんは必死でごはんを食べ身の廻りのことをしていました
人が生きていくためには、呼吸をしなくてはならず、また食べ物や飲み物を取らなければならず、また排泄もしなければなりません。またそれだけではなく、身の廻りのこともしっかりする必要があります。
またこういうことをするために私達は日々常に自分の手を使い自分の足で歩かなければなりません
この当たり前だけど、とっても大事なことをどれだけしっかりすることができるのか?それ自体が生きていく力そのものだと思いました
これは、決して先天的な能力ではなく、継続した訓練で身に付けることができます
いろんなことを面倒くさがり、おろそかにしては、いい生き方はできません。勉強や仕事も大事ですがこの大事なことを改めて考え直したいと思いました