Work Shift
日本が少子高齢化社会になり、昔のような高度な経済成長が望めない状況で、将来への医療や福祉の体制に不安の声が聞かれます
また医療現場においても、小さな開業医やクリニック、中小規模の病院や大学や高度専門病院の現場においても、医療報酬の伸び悩み、原材料や薬の高騰、消費税の増加、そして慢性の人手不足と、場所によっては本当に厳しい状況が伺われます
でも考えてみると世界が凄い勢いで日々変化しているにも関わらず、今から20年間や30年、前の病院や医療者にとっていい時代のことを振り返っていても何も状況は改善しないでしょう。残念ながら今の医療業界は現状維持のために、ただひたすら必死にしがみついている状態のようにも感じ取られます
さすればこれから明るい未来や状況を創るためには、自分たちの手で自分たちの仕事やその環境を創造していかなければならないのではないのでしょうか?
昨今 Work Shift やLife Shiftなど働き方や生き方を考え直す時期がきていることを問いている本が見られます
今迄の古い価値観や概念ではなく、人や社会にとって本当に必要で大事な医療とは何か?それを具体的にどんな形で実践していくのか?そして最終的にその組織が生き残ることができるのか?
その根幹についてもう一度よく考え直してみたいと思います