週刊辻和彦 その3 臓器不全
前の章で書きましたが、人間が生きていくためにはいくつかの臓器が重要な働きをしています
呼吸、循環、消化吸収、代謝、排泄などなど
それらの機能が相まって生命を維持していて、もしそれらの内、重要な機能が損なわれてしまうと生命の危機に陥ってしまいます
大事な臓器の機能が働かなくなった場合、人工臓器などを用いてサポートしますが、それが2つ以上になると維持が困難になり、3つ以上はほぼほぼ厳しくなります
これが多臓器不全です
だからこそ、少しでも自分の持っている内臓機能をサポートし、保持することが治療のポイントです
週間辻和彦 その1 企画紹介
人が生きているということはどう言うことなのか?医学とは何か?実際の医療とはどういうものなのか?
これからわかりやすく今までの経験を通して人の身体の仕組みや病気のこと、医療についてのことをまとめてご紹介していきたいと思います。
これは私の医師としてのライフワークの総括でもあります。
そこからよりよい医療づくりを模索していきたいと思います
生きるために必要なこと
人間が生きる為に必要なものは、生きようとする意思とそれに伴う行動である。この力を兼ね備えた人間は強い
医学の歴史
医学は医療に関する人に関わる自然医学です
だからこそ、なによりも価値があるのだと思います
大昔の先人から、自分や自分の大事な人を助けたい、楽にしてあげたいという願いでいろんな研究、創意工夫をしてきたのだと思います
その想いが、医学の原点であり本質ですよね
医療は何のためにあるのか?
医療は何のためにあるのか?
そんなことは言うまでもなく、人の幸せのためにあるのです
本当に大切なもの
私達の周りには大切なものがたくさんあります。家族?友達?恋人?ビジネス?お金?趣味?それとも自分自身?でもいろんなことがあっても最終的にひとりぼっちだったら、やっぱり幸せじゃないですよね。
何かを分け合ったり、してあげられる人がいること自体がとても豊かな事だと思います
だからあなたの周りの大事な人を大切にしてあげて下さい。
したい時にはその人はいないのだから