gokurakujiclinic’s blog

医療、医学情報の発信

人の病気史

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人の病気の歴史は、急性的なものから慢性的なものまで様々ありますが、その患者さんには様々かつ長い経過の病態生理が刻まれています。

またそれらは往々にして、日々の生活、人生の積み重ねから来たものも少なくないでしょう

メタボリックシンドロームを始め糖尿病や高脂血症などはその代表的なものですよね

だからこそ私達は身体や病気の事を知って、病気を予防し、健康な身体を維持できるのですが、わかっていても人間其れ程できていないので、感情や欲望に流されてしまいます

無理のない自然なコントロール法、身につけたいですね

病気のタイムコースについて

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人の病気は、外傷や感染症など受傷や発病してから急激な身体の変化を示す急性疾患から、癌などの悪性腫瘍のように発病してからゆっくり進行するもの、そして糖尿病や高脂血症や高血圧のような成人病から、心筋梗塞や脳血管疾患や慢性腎臓病に進展していく慢性疾患まで、病気のタイムコースも様々です

それゆえ対応する医療も、緊急な治療、対応が必要な救急医療から、慢性疾患に対応する医療、またもっと言えば病気にならないようにする予防医療まで、カバーする医療もバラバラです。しかし人間は一つであり、急性疾患が慢性的になったり、また慢性疾患が急性悪化することも多々あるので、医師はやっぱり全段階における全人的医療を知っておく必要があります

週刊辻和彦 その6 より良く生きること

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先日生きていくことについて、ブログを書きましたが、それを踏まえてより良く生きることについて書き込みをしたいと思います

この世の中で人が生きること自体、結構大変です

絶えず呼吸はしなきゃいけないし、エネルギー源としてごはんを食べなきゃいけないし、トイレにもいかなきゃいけないし、また清潔を保つ為にお風呂にも入らなきゃいけないし、休むために寝なきゃいけない

実際このことを毎日毎日して行くことは結構大変な事であり、楽ではないことです

しかし人が健康で生きていくためには絶対不可欠なことでもあります

だからこそ日常の生活を豊かにすることが何よりより良く生きていく基本だと改めて気づきました

これから人の健康を司る医師としてそういう活動もしていきたいと思います


週刊辻和彦 その5 病院における食について

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病院においては昔から食事や栄養より、薬や点滴の方が高尚と受け止められている節を感じます

人が健康に元気になるのは食事以外何者でもありません。

昔、ある病院で、合併症のない患者さんに一カ月、1日ソリタT3とラクテック合わせた4本というオーダーをよく見ました。そんなの栄養学的に見ておかしいから!

はっきり言って医者が栄養のこともっと勉強すべきです

私の夢

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医療者が全力で医療に当たれる病院を創ることが私の夢です。

病院は人の健康や命を扱うプライスレスな施設です

しかし今の医療は残念ながらモロに実社会経済の動きの真っ只中にいます

儲ける為に医療があるのではありません。人の為に医療はあるのです

ただその結果、そこで儲けても勝手だと思いますが

自分や自分の大事な人達を診れる新しい病院🏥創りたいですね

週刊辻和彦 その4 体液についてのお話

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今日は、順番が支離滅裂ですが、人体における水(体液)についてのお話をしたいと思います

お医者さんにはよくわかる(わかると思う)話ですが、私達、人間の体重に半分以上は水で組成されています(60kgの人なら30kg近くが水なのです)

私達は常に1日2l近くの水分を取って同じ分だけ排泄しています

また私達の体内の水(体液)は血管の中、全身の細胞の中、またその間(間質)に常に同じような分布をしていて、水は絶え間無く、動いていて、この分布を保つために様々な生理機構が働いています

しかし一旦全身状態が悪くなると、この体液バランスが保持できなくなり、いろんなところに体液が溜まって来ます(その結果、全身にむくみが来たり、肺に水が溜まったりします)

それがまたさらに全身状態を悪化することに繋がります

この現象は、大変な事故に会ったり、侵襲の高い手術を受けたり、重い感染症に掛かったときに著明に見られます

(私は血液浄化、透析診療にも深く携わっていたのでそのことがよくわかりました。状態の悪い患者さんは血管内に体液を保持できないので透析することが困難なのです)

だからこそ水(体液)の動きを見れば患者さんの状態が分かるし、そのマネージメントが治療においても重要です

皆さんも一度そういう目で見てはいかがでしょうか?



生きていく力

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私はもっとも身近な患者さんから、人間が生きていく力についてまざまざと教えてもらいました

その患者さんは心臓と腎臓と肺が悪く生きていることさえも非常に苦しそうな状態でした

そんな状態にも関わらず、その患者さんは必死でごはんを食べ身の廻りのことをしていました

人が生きていくためには、呼吸をしなくてはならず、また食べ物や飲み物を取らなければならず、また排泄もしなければなりません。またそれだけではなく、身の廻りのこともしっかりする必要があります。

またこういうことをするために私達は日々常に自分の手を使い自分の足で歩かなければなりません

この当たり前だけど、とっても大事なことをどれだけしっかりすることができるのか?それ自体が生きていく力そのものだと思いました

これは、決して先天的な能力ではなく、継続した訓練で身に付けることができます

いろんなことを面倒くさがり、おろそかにしては、いい生き方はできません。勉強や仕事も大事ですがこの大事なことを改めて考え直したいと思いました